第3回セミナー
開催の趣旨  
滋賀県立成人病センター研究所は、研究部門と臨床部門が連携を図りながら、がん、心臓疾患、脳血管疾患などの診断やその発生メカニズム、治療法の開発などの研究を行ってきているが、活動の一環として医療にたずさわる人々の交流、情報交換と相互のレベル向上を目指すため、セミナーを開催する。
テーマ  
「肥満を科学する」
日 時  
平成14年10月3日(木) 午後5時30分〜7時30分 (17時開場)
場 所  
滋賀県立成人病センター研究所講堂 (守山市守山五丁目4番30号)
プログラム  
挨 拶 藤澤研究所長
講演1 「肥満を科学する − はじめに −」
講師 上田之彦 専門研究員(成人病センター研究所 循環病態研究部門)
講演2 「生活習慣病の主役 − 脂肪細胞の驚異 −」
講師 下村伊一郎 教授(大阪大学大学院 生命機能研究科・医学系研究科)
  (要旨)
過栄養・運動不足といった生活習慣の変化により、量的・質的に最もダイナミ ックな変化を起こすのは脂肪組織である。脂肪組織は最近まで単に余ったエネルギーを貯めておく貯蔵庫としての役割しか省みられていなかった。我々は、脂肪細胞がさまざまな生理活性因子を産生、そして分泌する生体最大の内分泌器官であることを見いだし、それらの因子を総称してアディポサイトカインとして概念づけた。そして脂肪細胞が肥大しすぎた肥満状態あるいは正常な脂肪細胞が存在しない全身性脂肪萎縮症の状態では、重要なアディポサイトカインの作用不全状態となり、直接、病態形成に関わることを示した。今回はこれらの中で、我々がヒトゲノムプロジェクトにより世界に先駆けて同定したアディポネクチン、最近米国での全身性脂肪萎縮症への臨床導入に至ったレプチン、そして新たに同定した内蔵脂肪由来アデイポサイトカインVisfatinについてお話します。
主 催  
県立成人病センター研究所
後 援  
滋賀県医師会
その他  
入場無料
事前申込み及び問い合わせ先  
〒524-8524 守山市守山五丁目4番30号 滋賀県成人病センター研究所事務室
TEL:077−582−6034  FAX:077−582−6041
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