病理検査技師の技術向上に役立つ知識をまとめた病理診断教育支援ウェブサイトを開設しました。

2013年6月13日

滋賀県立成人病センターに於きましては、平成22年から病院の病理診断科と研究所が合同で、病理診断支援・教育センターを設立致しました。これは、ICT機器(バーチャルスライドシステムやテレレポーティングシステム等)を利用して、医療の根幹をなす正確な病理診断をいち早く県内各医療施設に提供し、県民の健康創生の一環をなす全県型の遠隔病理診断ネットワークを整備するためのものです。これにより、一人病理医や非常勤病理医の働く医療機関、更には病理医不在の医療機関であっても、正確な病理診断を迅速に享受できるようになります。ICT機器を利用して病理画像を取り込み、バーチャルスライドとしてネットワークに連結することにより、いつでもどこからでも病理医が診断することが可能となります。病理医のいない医療機関でも、標本作製さえ出来れば、即座に病理診断を受けることも可能です。そのためには、病理標本を作製する病理技師の育成が必須です。当センターにおいては、組織診断を行う上で必要な病理組織標本、特に術中迅速組織標本を作製できる病理技師の教育・育成や、細胞検査士の資格取得を目指す臨床検査技師、自己研鑽を考えている細胞検査士のための教育支援も行っていきます。

このホームページでは、病理検査担当の臨床検査技師の育成や技術向上を目的とした教育材料を提供しています。どうか本プログラムを活用して、病理検査技術について知ったり、復習に使用したり、あるいはホームページからの討論を通して、病理検査技術の修得、改良に寄与していただければと存じます。

また、当センターは、医療や医療技術の向上、病理医や臨床医の教育のみならず、県民のための健康教育や健康創生に向けても力を尽くしていく所存でございます。皆様方の強いご支援とご鞭撻を心からお願い申し上げます。

成人病センター研究所所長 真鍋 俊明

○ 病理診断教育支援ウェブサイト
  http://i-path.jp/