遠隔病理診断ネットワークが総務省近畿総合通信局長表彰を受けました!

2013年6月5日

昭和25年6月1日に電波法、放送法および電波監理委員会設置法が施行されたことを記念して毎年6月1日を「電波の日」と定め、また、昭和60年からは毎年5月15日から6月15日を「情報通信月間」と定め、総務省および滋賀県では期間中に各管内で情報通信に関する様々な行事が開催されています。

成人病センターでは、県内病理医不足を情報通信技術(ICT)を活用することで、遠隔医療を可能とした「遠隔病理診断体制整備事業」の着手にかかり、システムの稼働を迎えたところです。

当センターが進める「遠隔病理診断体制整備事業」は、がんの確定診断を行う専門医(「病理医」と言います。)の不足を病院に勤務している県内の病理医の協力の下、専用の機器で電子化された病理標本を光回線等のブロードバンド回線でデータの送受信を行うことで、遠く離れたところからでも病理診断を可能とするもので、全県規模で行う初めての試みとして、広く注目されています。

当センターは、平成22年度に総務省の「地域ICT利活用広域連携事業」の公募で当事業の提案を行い、事業採択となるなど、22年度から2年間総務省と委託契約を結んだことを機に、遠隔病理診断ネットワークの整備を進めてきました。

このたび、本センターの取組が評価され、6月3日に大阪市のホテルニューオータニ大阪で開催された平成25年度「電波の日・情報通信月間」近畿総合通信局長表彰に、医療分野におけるICTの利活用により地域医療の向上と格差の軽減に多大な貢献をしたという理由で、近畿総合通信局長表彰の賞を受けました。

本表彰の受賞を機に、当ネットワークの普及・啓発を一層図り、県内はもとより、近隣府県へもネットワークの輪を広げ、何処に住んでも誰もが高度な医療の恩恵を受けられるよう、事業の推進に努めていく予定です。(県政eしんぶん 2013年6月5日号の記事より転載)

表彰式の様子

表彰状